気管支喘息 <きかんしぜんそく>
症例
大部分はアレルギーだが、副交感神経の緊張異常状態にも見られ、気管支の収縮や気管支粘膜の腫脹により呼吸困難を起こす疾患である。
ストレス性の影響が大きく、大気汚染・環境・家庭問題等が考えられる。
西洋医学的には抗アレルギー薬やステロイドなどの薬物療法や減感作療法・金療法などあるが、どうしても一時的な対処療法でしかなく治癒・改善を求められるものではない。自然医学的治療としては気管支を支配している神経の働きの改善を図ることにより気道や気管支に収縮・腫脹を改善することも可能となり、それを安定させる為、胸郭の自然な可動性を戻すことにより治る可能性は十分高められる。
  
胃潰瘍 <いかいよう>
症例
胃粘膜表面の組織欠損を示す病変であり、胃液によって胃粘膜を溶かす状態を言う。
通常、胃から食べ物が十二指腸へ下がると胆汁と膵液が出てくる。これらが分泌されることにより胃に抑制がかかり胃液の分泌が止まる。十二指腸に送ることにより胃が休むことができるのだ。だが、この流れがスムーズでないと抑制が掛からないため空っぽな状態なのに胃液が出続けてしまい粘膜が荒れてしまうことになる。
ここで問題になるのが、十二指腸の自動運動である。
この働きが正常に動くことにより十二指腸の開閉に関るオッディ活約筋が伸縮するのだが、十二指腸の動きが止まるとオッディ括約筋も緊張してしまう為、うまく流れなくなり胃に抑制が掛からなくなるのだ。
治療は胃に関連する交感神経節を刺激することにより胃の興奮を抑制することができる。あと横隔膜や肝臓の緊張も関係するため腹膜系の緊張を取り、十二指腸の癒着とオッディの緊張を取れば早期改善がなされる。
オッディ括約筋が緊張しても完全に閉じることはなく多少は流れている。完全に閉じてしまうと急性腹症となり嘔吐して激痛で冷や汗を流して転げ回る状態となる。その場合、胃の内容物は全く移動しなくなる。
不完全な場合は慢性膵炎となり、その時は胃の内容物は移動するが消化不良で軟便や下痢を起こすのである。
  
生理痛 <せいりつう>
症例
女性の多くの方が抱える生理時の痛みだが、強い人もいれば弱い人もいる。この痛みは子宮内膜症によるものもあるが、一番多いのは子宮周囲の腹膜緊張からくる状態である。そのため生理中にうっ血を起こし子宮が大きくなってしまうのである。それによって腹膜緊張を起こし腹膜痛になるのである。これは骨盤の歪みにより骨盤からの内臓を司る自律神経が過剰反応を起こし、腹膜や子宮または子宮周囲を緊張させているからである。
これは子宮の緊張や子宮周囲の緊張を改善することにより治る可能性は十分にある。正常ならば、ほとんど生理は苦痛にならないものである。
子宮内膜症の生理痛はかなりやっかいで治りづらい状態である。
  
不妊症 <ふにんしょう>
症例
男性の場合は精子の数の減少や奇形または、卵膜を溶かす酵素が欠落している為に進入できない。最近の多くは奇形と数の減少である。
数の減少はストレスが影響している要素が強いようだ。女性の場合は精子を殺す問題がある。これは自然淘汰なのか強い遺伝子を残す為の自然の摂理なのか、弱い遺伝子は受け入れないのである。また精子が子宮内に入り込めないというのがある。これは子宮の反射作用で子宮はオーガズムになると精子を吸い込む反射が起きるのだが、その反射が起きないと精子が子宮内に入り込めないのである。また子宮内に入っても取り込んだ精子を殺してしまう自然淘汰があるようだ。子宮内膜症などがあると卵管炎を起こし卵管がつまりやすくなる。性病で卵管閉塞を起こし詰まってしまうこともある。
あとは骨盤変位により自律神経系の影響で卵管が狭窄を起こしたり、子宮の位置異常を起こしたり子宮循環の問題も起こる。子宮の位置異常では着床がしずらくなる。また骨盤隔膜の緊張により卵管圧迫や子宮の働きに制限をきたすこととなる。
また排卵というのは脳下垂体がらみでのホルモン調整をする必要があるため生理不順の人は排卵していない可能性もある。そのような人は甲状腺から治す必要がある。不妊症の原因の1つに無排卵がある。女性は性周期で高温期と低温期があり低温期に排卵が起こります。ところが体温の変化が起きないと排卵が起きないときがある。この体温の変化は甲状腺の働きに依存していることが多く、そういった意味で甲状腺が関係している。そのため甲状腺の循環を改善することとホルモン器官の総司令部である下垂体の働きを改善することが正常な排卵を促すことになる。
この中でストレスや骨盤変位、骨盤隔膜の問題、生理不順、ホルモン機能の問題の人は治せる可能性が十分あるということになる。
  
産後痩せない 
症例
ホルモン異常、黄体ホルモンが原因。
産後、骨盤が緩むと黄体ホルモンの分泌が多くなりプロゲステロンばかり出てくるからである。これは、妊娠中に出て産道と靭帯を緩めるのだが、その黄体ホルモンは脂肪を蓄積し骨が脱慣するため肥満と骨粗鬆症が起きやすくなる。
排卵が起きるとプロゲステロンの分泌が盛んになり妊娠に備える。その間に妊娠が成立しなければエストロゲンが分泌されるのである。
正常でも月の半分は生理が治るまで骨盤が緩み、もう半月は締まるのである。
更年期になって骨盤の弛緩が出ると、太りやすくなり、骨粗鬆症になり、骨盤の不安で腰痛が起こる。また骨盤の歪みの影響で膝関節に問題を生じ痛むようになる。そして、それが続くと変形が始まり固定化しようとする働きが起きる。
骨粗鬆症により腰が曲がってくると仙骨が歪み仙腸関節の不安定化が起きるのである。
骨盤を矯正し、締めることで黄体ホルモンやプロゲステロンの分泌が少なくなることにより脂肪の蓄積が減少し骨粗鬆症が防げるのだ。
  
冷え・浮腫 <ひえ・ふしゅ>
症例
むくみには全身性と局所性があり、全身性を除くと局所性ではリンパ管閉塞、静動脈捦症、血管神経性浮腫などがあるが、通常の状態での浮腫は内臓下垂による腸骨静脈の圧迫が考えられる。それによりリンパ液のリンパ管への吸収、静脈への吸収が制限され、リンパ液が下へ貯留してしまうのだ。内臓下垂の矯正及び腹横筋の緊張を高めることにより腸骨静脈への圧迫を解除し、内臓矯正を安定させるようになり改善となる。冷えも同様腸骨静脈と一緒に腸骨動脈が圧迫を受けて流れない為、組織に酸素が行き渡らず冷えを感じるのである。内蔵下垂の矯正により一緒に改善を測ることができる。
神経系による問題では外側脊髄視床路に障害をもたらすと温度感覚に問題を生じさせる。この場合は腰椎や骨盤の歪みによる神経障害が考えられる。
歪みの改善により十分改善を図ることが出きる。
  
前立腺肥大 <ぜんりつせんひだい>
症例
加齢と睾丸の要因で発生。血中のテストステロンやデビドロテストロンが減少し、時を同じくして血中のエストラジオカールが増加する。そして腫大した前立腺によって排尿障害が起こる。
これは前立腺リンパのうっ滞であり、循環不全である。前立腺肥大は機能低下を起こしている。組織を補うために肥大して組織の機能に対応している状態である。これは機能異常ではなく組織の安定を測るための防御策なのである。肥大した結果機能が正常なら問題ないが、様々な症状を引き起こす場合には、前立腺を司る自律神経の回復と組織圧迫による循環不全温度低下を改善させる施術を行うことで十分に改善の可能性がある。
  
高血圧 <こうけつあつ>
症例
高血圧の90〜95%は原因不明の本態性高血圧と呼ばれている。だが、ほとんどの高血圧は、体のどこかに循環障害がある為にそれを補う体の補正作用の1つなのである。例えば脳に循環障害があるとなんとか血液を送ろうとして保とうとするのである。それを無理に下げようとすると脳に血液が回らなくなる。
また、肺循環が悪くてガス交換が上手く行かないとすると肺に血液を回そうとして血圧を上げるのだ。だが、その血圧を下げると血液のガス交換が出来なくなり肺の循環障害を起こすことになる。
脳の循環障害では頚椎や頭蓋の縫合の可動性減少の部分を改善し、肺循環障害では肺の周りの胸郭を改善することで脳圧が下がり血圧が正常になるのである。
また、高齢になると頭蓋縫合が固くなるので脳内圧が上がりやすくなる。動脈硬化がある場合は血管が拡張しないために自律神経が調節しようとしても固いから血圧が上がるのだ。この場合は生活習慣の改善を行うことだ。
また、ストレスなどでは交感神経が興奮して自律神経障害を起こして血管収縮を起こしている場合、交感神経の興奮性を鎮める施術を行えば良い。それが顕著な場合は頚部や大動脈にある圧受容器を鎮めれば良い。交感神経が興奮すると圧受容器を刺激するので施術によりリセットされれば改善される。
無理に血圧を下げて脳梗塞・心筋梗塞される方はたくさんいる。血圧を下げないと血管破裂になるが、下げ過ぎると梗塞になる。
脳梗塞を改善させようとして薬を飲みクモ膜下出血になる人もいる。
先程あげた循環障害を改善することにより血圧は充分に安定することが出来るのである。
  
頭痛 <ずつう>
症例
1.後頭部痛:大小後頭神経の後頭直筋によるエントラップメント(絞扼)である。後頭
      直筋に硬結があり、チネルサイン(神経反応)を示す。
      大小後頭神経が出る頚椎の問題なので、その問題を解決すればエントラッ
      プメントは解除され後頭部痛は消失する。
2・側頭部痛:
      @一番多いのは顎間接の問題による側頭筋の筋肉痛である。顎関節に
       より側頭筋の緊張が起こり側頭リンがジャミングすることにより痛み
       を誘発
      A浅側頭動脈の血管痛である。この場合、血管が腫れるので触れると
       わかる。同時に前頚部の筋肉が緊張を起こし圧痛が出る。この血管痛
       の問題が頚椎である。
      B静脈圧の上昇による頭痛は胸部・肺循環の問題である。吸気方向の可
       動減少、呼気方向の可動減少があると、肺が圧迫されて肺内圧が
       上がり静脈圧が上昇する。
       可動減少を正常化すると肺内圧が下がり肺循環が正常 になって静脈圧
       が下がり痛みが消失する。
       呼気には可動制限を起こすのは、内臓下垂の影響が考えられる。
       内臓下垂により胸部が固定されるため呼吸活動が行いづらくなる。
3.前頭部痛:血管症の痛みで眉間をしかめている人に多い。微動静脈が締め付けら
        れて痛みが出る。ストレスの多い人に多く、後頭下筋の緊張により
        後頭骨の大孔が歪み脳底動脈の圧迫が産まれ、脳内への血液供給が
        減少し頭痛として現れる。
4.脳萎縮性頭痛:
        脳萎縮が起きると脳が下垂するため篩状動脈からきている架橋動脈
        が引かれ痛む。
        寝ていると胸が上がる為、痛みは消えるが起きると痛む。
        根本的には胸が萎縮しているので治すのは無理である。
  
めまい・立ちくらみ・メニエール病
症例
立ちくらみは立ち上がった瞬間に血圧が下がり意識中枢が脳幹綱様体が虚血を起こして発生する。
虚血は老人では脳幹循環不全で血管に血栓が出来て脳梗塞になる前兆の場合もある。若年者では起立性自律神経失調症が多く見られる。目の前が真っ暗になってしまうのは、大脳の後頭葉にある視覚野に血液を供給している椎骨脳底動脈の枝の後大脳動脈の虚血です。脳幹部の虚血は最悪で死に至る。
ふらつきは、軽度の内耳障害のこともあるが多くは中枢性の平衡障害で体の平衡を司る脳幹が小脳の虚血の問題である。
回転性めまい@頭痛を伴う A聴覚症状を伴う B何も伴っていないに大別される。

@頭痛があるのは小脳出血・クモ膜下出血と偏頭痛を伴った良性再発性めまい症だ
 け。
A聴覚症状があるのは突発性難聴・メニエール病・神経血管圧迫症。
 メニエール病は、内耳のリンパ水腫によって耳鳴りとめまいが突然同時に起きて
 1時間程で治る。突発性難聴は突然聞こえなくなり、目がグルグル回る。
 両方に当てはまらないのが神経血管圧迫症である。
  
突発性難聴 <とっぱつせいなんちょう>
症例
原因不明疾患として扱われているが、単的に言うと内耳の静脈圧上昇による循環障害である。内耳リンパは全部、抹消動脈からリンパ液が漏出してリンパ管に入って静脈に戻るか、直接静脈に戻るかである。この場合は胸部に問題があることが多く、その問題で肺循環を阻害し、それにより内耳からの循環が阻害されることにより内耳の静脈圧が上昇し、内耳機能が低下することにより難聴となるのである。
ストレス性難聴の場合は、神経信号のブロックである。気持ちが聞きたくないという思いな為、音は入るが神経信号のブロックが起こる。それによって聴覚神経が長期に渡り、聞かない状態が継続されると神経が廃用を起こし、ストレスを取り除いても聞こえなくなってしまうことがある。
  
末梢性顔面神経マヒ(ベルマヒ) <まっしょうせいがんめんしんけいまひ>
症例
原因不明疾患として扱われている。顔面神経は顔面神経管から耳下腺を通って顎関節の前を通って枝分かれしている。この耳下腺の腫脹にてエントラップメント(絞扼)している場合もある。一番多いのはストレス性による神経虚血である。これは骨性の顔面神経管の中に顔面神経と血管リンパ管が通っていて、頭蓋や胸部の問題により静脈圧が上昇して静脈が怒張し、顔面神経を圧迫して一過性のマヒを起こすのである。早期治療が必要であり、発症後2週間以内である。それ以上は神経の廃用を起こし回復が難しい。
  
飛蚊症 <ひぶんしょう>
症例
グリア組織・眼内の炎症や硝子体の液化・混濁が影を映すために発生する内視現象である。
簡単に言うと目の前に蚊が飛んでいるように見える現象である。
これは眼球の網膜血管の虚血で起こる。
それは静脈血管が怒張することによって眼圧が上がり動脈血の流れが悪くなって酸素が送られなくなる為、虚血となり視細胞が働かなくなる為である。
これはどこかで静脈血管を圧迫しているためだが、頚部や胸部で問題発生している場合が多い。
その頚・胸部を改善させることにより治る可能性は高い。
本人に自覚症状がない場合もある。飛蚊症の人は眼圧元進している為、眼球を圧すると痛みを訴える。内耳圧元進を起こすため耳の痛みが起きる。めまいやメニエール病・特発性難聴も同様の影響で起こる。
  
網膜剥離 <もうまくはくり>
症例
これは循環障害で起こる。ある程度の循環障害なら眼圧が元進し網膜の血管が怒張して網膜剥離と行かないまでも網膜が浮き上がってエビツになる。その為、焦点が定まらなくなり視力障害となる。
網膜の血流が極端に悪くなると血管炎を起こし網膜下(網膜との間)で出血を起こす。これは血液が溜って網膜がメリメリと剥がれることとなる。これは糖尿病の失明で起こる。血管が弱くなって脳底出血によって眼底出血となる。通常の網膜剥離なら頚胸部の問題を取って眼圧を下げれば良い。
また眼窵の形状や顔面頭蓋を矯正する必要なこともある。
顔面頭蓋のサブラクセーションによっても眼圧が上がる為である。眼球の横径・縦径が変わるとレンズの縦と横の焦点距離が変わるため乱視になる。
外眼筋の張力がアンバランスになってエビツになるのである。
  
慢性関節リウマチ <まんせいかんせつりうまち>
症例
自己免疫疾患である為、関節の骨組織や靭帯を破壊している場合は難しいが、そうでなければ回復は可能である。
自己免疫とは痛んだ組織を破壊して新しい組織に置き換えるが、交感神経が興奮して細胞が戦闘モードになって必要以上に働くのである。
交感神経が興奮すればする程、自己免疫機能は高まり過ぎるので自己破壊を起こしてしまうのである。
だが治療としては、その交感神経の興奮を抑制し正中神経ブロックを施術することにより回復を測れるのである。
また、一部の臓器が疲弊してしまうので、その回復を測る施術を行うことも重要である。
  
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